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インド錬金術 感想

「金は、決して質の悪化しない地上で唯一つの物質である。このため、アウレリアン(金)の原理がまた人体を永久に新鮮にし続けてくれる。われわれには素朴に思われるこうした考えが、まじめに受け取られていた。」

ー『インド錬金術』第一章66頁より
インド錬金術

届きました本!感想は長くなりそうなので追記へー。

っちゅー訳で手に入りましたよ&ビンゴ!やったね!!

残念ながら、刺青については全く記述なかったけど('・ω・`)一体どこから引っ張ってきてるんだー

作中に出てきてるあと一つの単語、「ラサーヤナ」についての記述は非常に多かった。…というより、ラサーヤナ=若返りを目的とした草薬=生命の薬草エリクシル(まんまハガレンの賢者の石やね)、転じて錬金術そのものを指す単語、とも書いてるから、この本のテーマ自体が「ラサーヤナについて」といえるのやも。

メイちゃんの言ってる、金人=真人=完全な人 とか、手足を切断されてもひとりでに回復できた金色の人物の伝説 とかとか、牛先生が参考にしたと思われる記述が大量にあって、オタク心的には満足のいく一冊でした(笑)

その他、益になりそうな記述(原文ママ)…

・『サルヴァ・イーシュヴァラ・ラサーヤナ』(一切自在錬金術)
・イーシュヴァラ(Isvara):シヴァの称。
 →シヴァ(Siva):ブラフマー、ヴィシュヌと共にヒンドゥー教の主要三神。シヴァは世界の破壊と再生を司る神で、リンガで表現されている。ヴェーダ時代はルドラであったが、ルドラは医薬、薬師に関わりがあり、錬金術との関係も、このあたりから来ているのではないかと思われる。
・インドのラサーヤナと中国の錬金術はどちらも、壮快な健康を必要とした苦行者たちによって創始された。
 →不死より、若返りを渇望した。
・錬金術は、中世ではインドと中国において相並んで発展した。錬金術の起源は、両方の文化で「不死の薬草」という古い考えの中に認められる。

・注目すべきことは、この時期全体にわたって、中国とインドとが、仏教僧などの旅行者によって非常に密接な交渉が行われていたことである。
・仏教僧は民衆の苦悩を和らげることに関心があったが、したがってこの目的を達成する手段として、医学にも関心を持っていた。

…こんなもんですかねー。ハガレン世界と、元ネタの所とのすり合わせに少し難儀しそうな予感。
全部同一視してしまったら、大きなズレが生じてきそう。
少なくとも、仏教、ヒンドゥー教は多神教で、イシュヴァラ教は一神教だし。


「錬金術を排他した、イシュヴァラ教徒」と、「率先して研究していった仏教徒」を摺り合わせるなら…
イシュヴァラ教:「あくまで、長寿(not不死)を追求する研究であればok」「物質の変換は、禁忌として不可」
ってな感じで解釈しようかな?


今日はここまで!もっと解釈を深めれたらいいなー。

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鋼錬のスカーさんが人生初萌えだった成人済・腐女子。
今なお腐敗が進行中。
最近は、特撮の光の国大隊長を追いかける毎日です。

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